有明海シチメンソウ鑑賞

k44132004-11-08

昨夜、急に岡藤さんから電話あり、シチメンソウを見に行かないかと誘われた。一度見たいと思っていたので、「行きます」と、間髪をいれづ承諾。急なこととて、岡藤、西村、内田、吉冨と4人組となった。私の車で、9時30分出発、12時過ぎ現地に到着。佐賀市の南、東与賀町有明海岸である。7.5mのコンクリ−ト堤防の下に幅10m、長さ1600mの整備されたシチメンソウの紅葉が目に飛び込んできた。
見事である。町民のボランチアの清掃や冬場の種まきで群生が守られていると言う。説明より写真で示めそう!
アカザ科の一年生草で、塩生植物。早春のピンクから夏場の黄緑、秋の淡紅色、晩秋の紅葉と七面鳥のように色変わりすることからシチメンソウの名があると言う。朝鮮半島や北部九州の泥土干潟に分布する塩生植物で、干潮時には陸化し、満潮では海水に浸るような環境で生育する。(インタ−ネット調べ)平成7年阪神淡路大震災の教訓から耐震構造の堤防強化工事と同時にこのシチメンソウ園として造成整備されたもので、やや人工的な匂いもするが、規模が大きいので、見ごたえがあり、救われている。
また、広大な有明海佐賀平野との眺望は素晴らしい。

海岸で弁当を食べ、帰途、吉野ヶ里を訪ねた。訪れたのは10年近くも前であろうか、入り口ゲ−ト、駐車場も整備され、建造物も増設されたり、改修中のものもあり、新規に埋蔵物の発掘も行われている。
来年後半には、これらが終了し広大な敷地、施設が整備されるようだ。
 ただ、建物の再現が、やや近代化された建築様式で、古代の様子とかけ離れた感じを受けた。
来年OHCで気球フェスチバル開催中に、この二つを組み合わせた企画を作ろうと言う話になった。